高級感ある装飾金物製作|風合いを出すための工夫 高級感ある装飾金物の製作 ハーベストでは、サインやモニュメントなどをはじめとした、あらゆる金属加工品の特注品オーダーを承っております。 中でも得意としているのが高級感のある装飾金物製作。 ハイブランド店舗に設置するための什器や、高級感を演出させるための一点もののモニュメントなど、お求めの雰囲気に応じてオーダーメイドで作成いたします。 金属とガラスなど、異素材を組み合わせた金物の製作も可能です。 設計段階から一貫でサポートいたしますので、「こんなものはつくれないか」とお気軽にご相談ください。 風合いを出すための工夫 お求めの雰囲気や設置する環境に馴染むよう、さまざまな仕上げでのご提供が可能です。確かな溶接品質や、美しい研磨技術などに定評をいただいております。 ステンレス(#400) 鏡面 HL PHL 真鍮風塗装 リン酸風塗装 有色クリア塗装 古美色塗装 装飾金物について 装飾金物とは、主に店舗や公共施設のインテリアに使用される装飾的な機能を持つ金属の装飾物です。ウイスキーやブランデーを入れるステンレス製のシェルフやワインセラーの折れ戸、壁面や天井の装飾物など非常に多岐にわたります。 「金物」とは言うものの素材は金属に限らず、金属をベースにして他の素材を組み合わせて使用することもあります。また、やさしい雰囲気や柔らかい雰囲気を演出したい場合は、間接照明を効果的に利用する場合もあります。 装飾金物の種類 壁面パネル・天井パネル 最も分かりやすい装飾金物の一つが壁面パネルや天井パネルです。これらはその空間の雰囲気や印象をダイレクトに決めます。空間づくりの肝になる部分であり、非常に重要な装飾金物です。 店舗の空間づくりは顧客によって趣向を変える必要があります。例えば、富裕層向けの店舗では明るく高級感あふれる空間作りや、反対にやや暗めで落ち着きのある空間作りが求められます。各々のシーンにおいて壁面パネルや天井パネルに求められる雰囲気はさまざまです。 構築物・オブジェ 店舗の空間作りには、コンセプトに合った構築物やオブジェが必要な場合もあります。これらも空間作りの重要なアイテムであり、意匠性の求められるものです。例えば室内に設けられた「やぐら」や、天井近くに張り巡らされた配管など、意匠性以外の機能を持たなくてもその空間やコンセプトに合ったものがあれば顧客の満足度を高められます。 シェルフ・陳列棚 シェルフや陳列棚は狭義では什器に含まれることもありますが、広義では装飾金物に含まれます。ただ、商品を保管・陳列するだけの機能にとどまらず、商品の価値を引き立てる雰囲気作りがシェルフや陳列棚には求められます。パネルやオブジェなどは空間づくりに役立ちますが、シェルフや陳列棚は、より商品の購買意欲に直結するアイテムです。 ドアノブ・手すり・その他小物 細かい部品になりますが、ドアノブや手すりなども装飾金物であり空間づくりの一員です。「神は細部に宿る」という言葉がある通り、細かい部分ほど物事の品質が表れることもあります。そのため、ドアノブや手すりなど小さな部品にも、質の高い空間づくりにきちんと参加してもらう必要があるのです。 よく用いられる素材 金属 装飾金物であるため、基本的には鉄・ステンレス・アルミニウム・真鍮などの金属が使用されます。鉄は流通量の多い材料で加工しやすいのが特徴です。塗装もできるため、地肌の色を気にすることなく装飾金物として使用可能です。ステンレスはやや加工性に難ありですが、研磨することで表面にきれいな光沢をもちます(鏡面加工)。白やシルバーを基調とした空間づくりに適しています。また、色合いを考えるとアルミニウムも同様に使用可能です。塗装に関してはステンレス、アルミニウムともに適しているとは言えませんが、塗料を定着させる方法はあります。また、真鍮は銅と亜鉛の合金であり、銅のようなやさしい色が特徴です。間接照明との相性も良いため、明るい空間を作りたい時に有効です。 樹脂 金属より柔らかい雰囲気を持ち、金属と異なりカラーラインナップも豊富です。単体で使用することもありますが、金属と組み合わせて使用することも多々あります。 ガラス 独特の透明感と、含まれる金属イオンによって異なる色を持つのがガラスの特徴です。金属との大きな違いは透明感であり、涼しさや瑞々しさを表現したいときに最適です。 石材 石には独特の模様と安心感があり、これも金属では表現できないものです。石と一口に言ってもさまざまで、ナチュラルカラー(グレー)の石や海にある軽石のような白い石、それに大理石などがあります。 木材 温かみや柔らかさのある空間づくりに欠かせないのが木材です。間接照明との相性もよく、明るさと落ち着きの両方を求める場合に有効です。 装飾金物がもたらす効果 装飾金物に期待できる効果は大きく分けて二つあり、一つ目は購買意欲の向上です。 小売店にとっては顧客に商品を購入してもらうことが売上を上げる唯一の手段です。しかし、顧客は商品の良し悪しだけで購入を決めているわけではありません。商品に満足することはもちろんですが、店員の対応やその場の雰囲気などトータルで評価した結果、購入を決めます。そのうち、雰囲気づくり(空間づくり)の面で装飾金物が役に立ちます。 二つ目の効果は顧客の満足度向上です。顧客は商品の良し悪しで満足するのは前提として、その空間にいる資格を有する、あるいはその空間のメンバーであることにステータスを感じることがあります。自分の気に入っている商品を購入した店舗が素晴らしい空間であれば、顧客の満足度はより向上します。 「最も効果のあるマーケティングは口コミ」といわれることがあります。商品の品質だけでなく、店員の対応や空間づくりに満足してもらえればそれが口コミで広がり、広告宣伝コストをかけずに新しい顧客を呼び込める可能性があります。 装飾金物の活用シーン アパレル アパレルショップにはセンスの高い顧客が集まります。そのため、いくら商品の品質が良くても空間づくりに難があると、その時点で売上の機会を失ってしまうでしょう。顧客の趣向に合わせた空間づくりにおいて、装飾金物を効果的に利用して行いましょう。 カフェ(喫茶店) カフェに来る顧客が求めるものは、その場でしか感じられない非日常感やリラックスです。そのためには装飾金物を利用して、顧客に満足してもらえる空間づくりを目指しましょう。真鍮を用いるとアンティーク感が、木材を利用すると温かみを演出することが可能です。間接照明を利用するのも良いでしょう。 美容室 美容室で過ごす時間を、月に数回のリラックスできる時間と捉えている顧客も数多くいます。美容室では、美容師の腕が良く丁寧な対応であることと同様に、リラックスできる空間づくりが大切になります。 紳士靴店 紳士靴店に来る顧客は、自分がその靴を履くことを想像しながら商品を選びます。そのため、同じ商品でも暗く落ち着いた雰囲気で陳列するのか、明るく躍動感のある雰囲気で陳列するのかによって売上を左右するでしょう。そのため、陳列棚のデザインには非常に気を遣う必要があります。また、アパレルと同様に「入店したい」と思わせる空間づくりにも、装飾金物が効果を発揮します。 オーダースーツ専門店 オーダースーツ専門店も考え方は紳士靴店と同様です。ただし、オーダースーツに使用する高級素材には独特の光沢があります。その光沢がもっともきれいに見えるよう陳列する必要があり、陳列棚のデザインはもとより照明の使い方に非常に気を遣います。空間づくりも紳士靴店と同じ考え方で「入店したい」という期待と「この店のメンバーである」というステータスを感じてもらえるようにする必要があるのです。 弁護士事務所 弁護士事務所に来る顧客には、気持ちを落ち着かせる空間づくりが重要です。石や木材などの天然素材を利用した装飾金物で、シンプルでありながら温かみのある空間を目指すと良いでしょう。弁護士の法律家としての実力やソフトスキルも大切ですが、まずは安心してもらえる空間づくりが大切です。 高級自動車ディーラー 高級自動車ディーラーの顧客は、他の業態の店舗以上に「ステータス」を大切にします。商品(自動車)の品質はメーカーが担保してくれるため、ディーラーが力を入れられるのはソフトスキルと空間づくりとなります。ソフトスキルは後からでも改善できますが、空間は一度完成すると簡単には変えられません。そのため、顧客に憧れの目で見られるような空間づくりが売上を左右することになります。装飾金物の素材として金属だけでなく天然素材も使用し、顧客のステータスを損なわないようにしましょう。 特注金物の製作はハーベストにお任せください お電話でのお問い合わせ 082-837-2702 受付時間 平日8:00〜17:00 フォームでのお問い合わせ